かわいい箱型の家に、小さな窓がいくつもならんだ「プロヴァンス」のSさん邸。外壁と内壁に、しっかりと手塗りの跡を残した壁は、時を経て味わいを増していきます。家族とともに歴史を刻む、そんなお宅です。
手塗りの跡を残した趣のある外壁
奥行きのあるオーダーメイドキッチン
ニッチには、季節感のある雑貨を置いています
キッチンからはダイニング&リビングが見渡せます
知人が、インターデコハウスで家を建てたので、新築して間もないころに遊びに行ったのです。そのときは、「洋風の家っていいなぁ」と思うくらいでしたが、その知人がデコのオープンハウスに行くよう勧めてくれたので、ためしに行ってみました。そのときに見たのが、オーソドックスな箱型の「プロヴァンス」です。実は、写真だけを見たときの印象は倉庫みたいだと思ったのですが、実際に見てみると…まるでおとぎ話に出てくる家のようで感動しました。
シンプルな箱型の家に小さな窓が並んでいる外観が、素敵だと思いました。ヨーロッパの町にありそうですよね。そして、やはり手塗りの壁に味わいがあると思います。夜に見ると、その窓から暖色の灯りが漏れてなんだかほっこりした気持ちになれるんです。他のタイプの家や、他社メーカーの家も見てみましたが、「やはり、最初のオープンハウスで見た家がいいよね」と夫婦の意見が一致。それで「プロヴァンス」に決めました。
デコといえば、キッチンや洗面所のタイル。好きな配色パターンを作れるので、すごく研究しましたよ。それで、ネットで見つけた県外のデコの家に参考になる配色を見つけたんです。ピンク系のタイルを敷き、側面だけオレンジを効かせたパターンをキッチンカウンターに採用し、洗面所は、アイボリー系でシンプルにまとめました。
それと、玄関のニッチは小さくたくさん作り、そこに自分の好きな雑貨を置いています。仕事で疲れて帰ったとき、それを見るとふっと我に返ることが出来るというか、落ち着くんです。
寝室のウォークインクローゼット
2階の踊り場を広くとったファミリースペース
タイルに合わせたキューブ柄のカーテン
家族の顔が見えるリビング階段
寝室に大きなウォークインクローゼットを作り、十分な収納を確保しました。それと、2階は階段を上がってすぐの踊り場を1部屋のフリースペースにしています。今はそこにテレビを置いて、リビングのように使っています。家族がそれぞれの部屋から出てきた時に、そのスペースに誰かがいると会話も増えると思い、そうしました。やはり家族でのコミュニケーションを大切にしたいので、1階はキッチンを中心にすべてが見渡せるようにしています。
私たちは、いろいろ見てまわった末に、最初に気に入ったオープンハウスの家を参考に家を建てようと決めました。そして、今住んでみて本当に良かったと思っています。最初のインスピレーションを大切にしてくださいね。
担当者からひとこと
高松市川島本町にお住まいのデコオーナーI様の御紹介がきっかけで、初めてお会いしたS様御夫妻。当初は、土地がなかなか決まらず一時はデコで建てる事自体も諦めかけられた事も・・・。そんな時に今の土地に出会えて、ホント良かった!今はエクステリアをグレードUPしたりして、更に家をきれいにされていらっしゃる御夫妻・・・デコオーナーの鏡です!