家を建てることにした、 いきさつを教えてください。 この家は、東京で働いている息子が私と主人のために建ててくれたのです。 それまでは、主人と2人で築80年以上にもなる日本家屋に住んでいました。息子が東京で一緒に暮らそうと言ってくれたのをきっかけに今後の人生について考えたのですが、小豆島で暮らすほうを選びました。息子は、私たちのことを気遣ってくれて、土地や家探しを始めてくれたのです。
海辺を望むウッドデッキからは、行きかう船や空を舞うカモメの姿も
以前にお住まいだった家と比べてみて、 住み心地はいかがですか。 家の中の空気がよどまず、いつもきれいなんです。近所の方も、家に入った瞬間に「吸い込まれそう」と言ってくれます。以前に住んでいた日本家屋は広かったのですが、隙間風が寒くて居心地の良いものではありませんでした。この家は平屋で決して広くはないですが、夫婦2人が暮らし、たまに帰省した息子や来客を迎えるのにはちょうどいい空間だと思います。近所の方も「この家は居心地がいいなあ。ちょっとおらして」と言って、よく遊びにきてくれるようになりましたよ。それと、家の前に国道があるのですが、窓ガラスがしっかりしているので車の騒音はまったく聞こえません。これに関しても、近所の方が驚いていました。「うちは騒音で困っているのに」って。
ペンダントライトは小豆島のシンボル、オリーブ柄